10月に入り気温がグッと下がっていよいよ秋本番の様相ですね。”芸術の秋”という訳ではありませんが、普段よりは多少アカデミックな音楽が聴きたくなりおもむろに取り出したのがPenguin Cafe Orchestraの2ndアルバム、タイトルも「Penguin Cafe Orchestra」(1981)。その中から♬Telephone And Rubber Bandを取り上げます。
僕が敬愛してやまないイギリスの名ロックバンド”Roxy Music”の元メンバーであった、Brian Enoが提唱した「環境音楽、アンビエント」のコンセプトの下、彼が立ち上げた「オブスキュア・レーベル」に所属して80年代に脚光をあびたのが、奇才Simon Jeffes率いるPenguin Cafe Orchestraであります。
simon Jeffes
Jeffesはエリック・サティの影響を受けており、サティの掲げる環境音楽の思想を継承しそれを具現化した集団と言えます。日常的な音を素材に使ってアコースティック楽器で曲を構成する手段は当時の僕にはかなりの斬新さがありました。この曲も電話のプッシュフォンの音をループさせた面白い音楽です。坂本教授や細野さんも影響を受けてそうですね何となく。。
どのアルバムジャケットにも登場する頭がペンギン、体が人間のキャラクターが印象的でもありましたね。
神戸三宮にあるLittle Featというバーの店内にいるペンギンさんをみるたびにこの「ペンカフェ」を思い出してた僕でした。。
♬Telephone And Rubber Band Penguin Cafe Orchestra
Penguin Cafe Orchestra ST (1981)
| 1. Air A Danser |
| 2. Yodel 1 |
| 3. Telephone And Rubber Band |
| 4. Cutting Branches For A Temporary Shelter |
| 5. Pythagoras's Trousers |
| 6. Numbers 1-4 |
| 7. Yodel 2 |
| 8. Salty Bean Fumble |
| 9. Paul's Dance |
| 10. The Ecstasy Of Dancing Fleas |
| 11. Walk Don't Run |
| 12. Flux |
| 13. Simon's Dream |
| 14. Harmonic Necklace |
| 15. Steady State |
三宮Little Featのペンギンさんです。可愛い!




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