そんな絶頂期の頃をリアルタイムで体現しておりますが、ただそうした背景とは別になぜイヴァンの楽曲にとても惹かれるのかというと、彼が作る楽曲におけるコード進行にあると断言できます。ブラジル系ミュージシャンは一様にコード理論に長けていますが、イヴァンのコード進行も尋常じゃないですね。一聴すると、すごくシンプルで憶えやすいメロディラインなんですが、じっくり聴き込むとその後ろで展開されるコード進行は凄まじく、分数コード、テンションの多用、不協和音連発とかなりのジャズアプローチでして必死でコピーしましたがかなりの労力を費やすこととなりました(苦笑)。僕自身も曲作りをする際にはコード進行の巧みさみたいな事を最優先に考えますのでそういうところで彼の作品に共鳴するのだと思ってます。そんな彼の初期の名作♬Madalenaは、エリス・レジーナがこの曲を気に入りレコーディングし大ヒット、イヴァンにとっての出世作と言えましょう。この曲でのコード進行はまだシンプルですね。ではそのエリスのヴァージョンとご本人のヴァージョン聴き比べです。
♬Madalena Elis Regina
♬Madalena Ivan Lins
Ivan Lins Agora (1971)
1. Salve Salve
2. Agora
3. Emy
4. Minha Historia
5. Proxima Atracao
6. Nvamente Nos
7. Corpo Folha
8. O Amor E O Meu Pais
9. Madalena
10. Baby Blue
11. Hei Voce
12. Tanaue
13. Amiga
14. Vida Avisa Que Cheqou
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