3.01.2012

♬A面で恋をして by NIAGARA TRIANGLE VOL.2

 久々のアップです!寒かったり暖かくなったり寒暖差が大きくて、皆さん風邪やインフルエンザにかかってませんか?僕はしっかり風邪をひいて2週間経ちますがいまだ本調子ではありません。。
そうこう言ってる間にもう3月、3月といえばナイアガラーの皆さんにとっては、にわかに心高ぶる季節ですね。そう今年は不朽の名盤「NIAGARA TRIANGLE VOL.2」(大滝詠一、佐野元春、杉真理)リリース(1982.3.21)からちょうど30周年の記念イヤーなんです!でお約束の30周年記念盤が3月21日リリースされますね。
左から佐野元春、大滝詠一、杉真理

 前回の大滝師匠の「ロンバケ」30周年記念盤と同様、全曲純カラオケ(初出!)のボーナスディスク付2枚組仕様となります。30年前といえば僕は中学3年生で、発売当初からリアルタイムで聴いてきたアルバムだけに思い入れも強く、大変お世話になり多大なる影響も受けた、僕にとって本当に大事な作品です。今回から数回に分けて30周年記念特集とさせていただきたいと思います。
まずは名刺代わりにシングル曲のこちらから。
♬A面で恋をして  by NIAGARA TRIANGLE Vol.2

 大滝師匠とブレイク寸前の佐野元春、杉真理の3人によるポップチューンで、シングルチャート14位のスマッシュヒットでした。(資生堂春キャンCM曲でしたが出演者のスキャンダルによりCMが流れたのは1週間程度でした。。これがなければ多分10位以内にチャートインしていたと思われます。)

♬A面で恋をして  EP盤
 イントロからしてナイアガラサウンド全開。「A面=ドーナツ盤」というキーワードから「バディ・ホリーmeetsフィル・スペクター」という「ポップス」界を代表する二人のエッセンスを盛り込むというコンセプトで出来た曲です。大滝師匠、佐野さん、杉さん、3者3様のボーカル・スタイルが楽しいですね。「A面」と「永遠」が頭韻となっているお約束の言葉遊びや、「♬踊るよジルバ、ハァ、ハッ・・・」のバディ・ホリーぽいシャックリ唱法、「♬夜明けまでドライブルブルブル・・・」と唇を振るわせる佐野さんの唱法も印象的でした。基本的には[E - A - B][ⅠーⅣーⅤ]という極めてシンプルなコードパターンで出来ているにもかかわらず、30年経った今でも全く陳腐化せず、聴けば聴く程味が出てくる、大滝師匠の作品の中でも最もルーツ的な曲調だと言われています。僕は[ⅠーⅣーⅤ]のコードパターンでここまでポップな名曲は今後もう出てこないと思ってます。
 僕はこのシングル盤も所有していますが、エンディングでスネアの音が最後に聴こえるテイクでして、恐らくこのヴァージョンはいまだにCD化されていないのでは?と思ってます。   聴けば聴く程いろんなところに仕掛けがあってまたそういうところにナイアガラーの心がくすぐられる訳ですな。。。
NIAGARA TRIANGLE VOL.2 (1982)

SIDE 1

  1. A面で恋をして
  2. 彼女はデリケート
  3. Bye Bye C-Boy
    • 作詞・作曲・編曲:佐野元春
  4. マンハッタンブリッヂにたたずんで
    • 作詞・作曲・編曲:佐野元春
  5. Nobody
  6. ガールフレンド
    • 作詞・作曲・編曲:杉真理
  7. 夢みる渚
    • 作詞・作曲・編曲:杉真理

SIDE 2

  1. Love Her
    • 作詞・作曲・編曲:杉真理
  2. 週末の恋人たち
    • 作詞・作曲・編曲:佐野元春
  3. オリーブの午后
    • 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
  4. 白い港
    • 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
  5. Water Color
    • 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
  6. じかけのオレンジ 
              作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA


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