「NIAGARA TRINAGLE Vol.2」 30th Anniversary特集、いよいよ御大、大滝師匠の回です。
2011年9月にこのブログを始めましたが、その第1回目では大滝師匠を取り上げさせていただきました。そして今回、このブログは投稿第100回目を迎えることとなりましたが、またまた大滝師匠!決して計算した訳でもなくナイアガラ流「行き当たりばったり」、思いつくまま気ままに投稿して来ただけなんですが、偶然にもこうやって節目節目で大滝師匠を取り上げる事が出来て大変嬉しく思います。
タイトルはお分かりのとおりスタンリー・キューブリック監督の「時計仕掛けのオレンジ」(1971)をもじったもので、内容の方は、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いたサタイア的作品で、タイトルは「中身が機械仕掛けになっている人間」を表現しています。
大滝詠一
さて、今回はB面後半、大滝サイドから、シングル曲 ♬♡じかけのオレンジ をピックアップします。♬♡じかけのオレンジ EP盤
タイトルはお分かりのとおりスタンリー・キューブリック監督の「時計仕掛けのオレンジ」(1971)をもじったもので、内容の方は、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いたサタイア的作品で、タイトルは「中身が機械仕掛けになっている人間」を表現しています。
時計仕掛けのオレンジ
僕もこの映画は観ていますが、何とも言えない重い気分にさせられる映画でしたので、最初に「♡じかけのオレンジ」というタイトルを見た時は、全くサウンドイメージが湧きませんでした。ワクワクしながら聴いてみたところ、映画の世界とは全く逆のいつもながらのメジャー調、明るいメロディー、サウンドの方はこれまた大滝師匠の真骨頂とも言えるSE(サウンド・エフェクト)を多用したギミック満載と楽しい作風ですぐに好きになりました。(「♡じかけ」というタイトルには、ビートルズを例えて、機械に支配されたバンドではなくハート溢れるバンドなんだというメッセージも含ませているんですね。)タイトルのみならず、歌詞の方も松本隆さんの、斬新なフレーズが盛りだくさんですね。 ♬テキーラの 夢のあと ベットに君がいた
オレンジの ペティコート 記憶もあやふやさ
タイムスリップで 現れたの?
まどろみの美女に ときめいて 気もそぞろ
時限爆弾 抱くみたい ハートは舞い上がる
時報通りに 目覚ましベル
つぶらな瞳あけて Baby接近遭遇
あどけない ほほえみに 教えて! 君は誰
出会いは七不思議 奇跡のKISSのアーチェリー
四次元の 夢のあと ベットに 君がいた
ハートは空中戦 レーザー・ガン パニックさ
♬♡じかけのオレンジ by 大滝詠一
NIAGARA TRIANGLE Vol.2 (1982)
SIDE 1
- A面で恋をして
- 彼女はデリケート
- 作詞・作曲・編曲:佐野元春
- Bye Bye C-Boy
- 作詞・作曲・編曲:佐野元春
- マンハッタンブリッヂにたたずんで
- 作詞・作曲・編曲:佐野元春
- Nobody
- 作詞・作曲・編曲:杉真理
- ガールフレンド
- 作詞・作曲・編曲:杉真理
- 夢みる渚
- 作詞・作曲・編曲:杉真理
SIDE 2
- Love Her
- 作詞・作曲・編曲:杉真理
- 週末の恋人たち
- 作詞・作曲・編曲:佐野元春
- オリーブの午后
- 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
- 白い港
- 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
- Water Color
- 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
- ♥じかけのオレンジ
作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:CHELSEA
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