5.17.2012

♬Shine On by Joe English

今回は今の季節にぴったりの「これぞAOR!」と思わず唸ってしまいたくなるジョー・イングリッシュの1stソロアルバム「Lights In The World」(1980)に収録されていた♬Shine Onをピックアップします。

ジョー・イングリッシュの主な経歴としましては、1975年から2年間、ポール・マッカートニー&ウイングスにてドラマーとして活躍しました。
ウイングス(左からリンダ、ポール、ジョー、デニー、ジミー)
ちょうどアルバム「ヴィーナス&マース」が大ヒットした頃でした。(代表作「Silly Love Songs」でのドラムもジョーによるものらしい!)また、ポール自身も後年インタビューで、ウイングスに在籍した歴代ドラマーの中で、ジョーが人間としてもドラマーとしても最高だったと絶賛してました。しかしその後ジョーは体調不良を理由にウイングスを脱退、Kingfish〜Sea Levelというバンドで数作作品を残し、1980年以降ソロ名義での活動となります。

この輝かしい経歴については、このレコードを入手した後に知りまして、レコード入手時は予備知識は全くないまま、もうAORにジャンルわけされていた作品を片っ端から買い漁っていた中の1作にすぎませんでした。ただターンテーブルから流れるサウンドは、ジャケット写真の「いかつい」風貌とは裏腹に実にジェントリーな作品が小気味好く収録されていてすぐに愛聴盤となりました。

昨今改めて聴き直してみて、繊細さと豪快さが実にバランス良く同居した「Lights In The World」はAOR(歌詞の内容からAORよりはCCMに分類される事が多いかも知れませんね。)アルバムとしては一級品だと再認識しましたね。(機会がありましたらぜひアルバム毎聴かれることをお勧めします。)

♬Shine On   Joe English

Joe English  Lights In The World (1980)
01.To Love Is to Live
02. Shine On 
03. Dyin'
04. Is There Not One Good Man
05. Midnight Angel Choir
06. Get Ready
07. Is the King Your Friend
08. The Lord Never Leaves
09. Praise Him
10. Keep in Touch 

Musicians:
Bonnie Bramlett: Background Vocals
George Cocchini: Guitar
Joe English: Drums, Vocals
Vicki Hampton: Background Vocals
Scott Hendricks: Engineer, Songwriter
Shane Keister: Prophet 5
Donna McElroy: Background Vocals
Phill McHugh: Songwriter, Acoustic Guitar
Terry McMillan: Percussion, Harmonica
Kenny Mims: Guitar
Greg Nelson: Producer, String Arranger, Vocal Arranger, Songwriter
Ray Nenow: Executive Producer
Larry Paxton: Bass
Dave Perkins: Guitar
Don Rogers: Songwriter
John Rosasco: Songwriter, String Arranger, Track and Horn Arranger, Keyboards, Prophet 5
Brent Rowan: Guitars
Sheldon Kurland Strings: Strings
Alan Steinberger: Micro-Moog
Russ Taff: Background Vocals


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