12.31.2011

♬A Happy New Year by 松任谷由実 [season's greetings #16]

2011年最後のピックアップです。

 ユーミン12枚目のアルバム「昨晩お会いしましょう」(1981)のラストに収録されていたピアノのリフが印象的な名曲でしたね。イギリスのデザイン集団「ヒプノシス」が手がけたユーミンの後ろ姿をフィーチャーしたジャケットも好きでしたし、楽曲の方も名曲揃いで愛聴盤です。この曲のように平穏に行く年来る年を過ごしたいといつも思います。


 今年このブログを訪れていただいた皆様ありがとうございました。また来年も引き続きよろしくお願いいたします。皆様にとってよい年を迎えられることを願いましてこの曲をお届けします。

♬A Happy New Year  松任谷由実

松任谷由実 昨晩お会いしましょう(1981)

参加ミュージシャン



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12.24.2011

♬Christmas Time In Blue by 佐野元春 / ♬クリスマス音頭 by 大滝詠一 [season's greetings #15]

 Happy Holidays!!クリスマスいかがお過ごしですか?僕はしっかり風邪をひいて寝込んでおりました(苦笑)。。クリスマス当日まで独断で選曲したクリスマス・ソングを気ままにお送りしてまいりましたが、ナイアガラー(コアなナイアガラファン)を自認している手前、この2曲を最後にピックアップしてお開きにしたいと思います。(通常の音楽ブログとしては続けて行きますよ〜、念のため。。(汗))
まずは佐野さん、佐野さんのクリスマスソングといえばこの曲ですね。
♬Christmas Time In Blue〜聖なる夜に口笛吹いて   佐野元春
CHRISTMAS TIME IN BLUE ~ 聖なる夜に口笛吹いて
                Written by 佐野元春

雪のメリークリスマスタイム 揺れる街のキャンドルライト
道ゆく人の波に流れるまま 
Christmas Time In Blue

街の Little Twinkle Star 夢に飾られているけれど
かまわないさ このままで 歩き続けよう
Christmas Time In Blue

街の輝きは やがて にじんでゆく
時の流れのままに
約束さ Mr.サンタクロース 僕はあきらめない
聖なる夜に 口笛吹いて

街の Little Twinkle Star 揺れる街のキャンドルライト
いつの日も君は 輝きもそのままに
Christmas Time In Blue

愛している人も 愛されている人も
泣いている人も 笑っている君も
平和な街も 闘っている街も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright

大切な人も 離れてゆく人も
よく働く人も 働かない人も
うまくやれる人も しくじっている人も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright

お金のない人も ありあまっている人も
古い人達も 新しい人達も
教えてる人も 教えられてる人も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright

世界中のチルドレン
Ring - a - ring - a - roses !
憂うつな時も ひとりぼっちの時も
平和な街で 闘ってる街で
Ring - a - ring - a - roses !
Tonight's gonna be alright

Sha la la la la la
Tonight's gonna be alright
Tonight's gonna be alright ...



 決してハッピーなパーティソングじゃないんですが、悲しい出来事がたくさんあった2011年の締めくくりにいろいろ回想しながら聴くクリスマスソングとしてはちょうどいいかも知れませんね。レゲエのリズムに乗せて歌う佐野さんの歌声が妙に心に染みます。1985年の作品なんで26年も前の曲ですが、今の世相にピッタリはまってる気がしました。
カフェボヘミア 佐野元春 (1985)
1. カフェ・ボヘミア(イントロダクション)
2. 冒険者たち
3. 夏草の誘い
4. カフェ・ボヘミアのテーマ
5. 奇妙な日々
6. 月と専制君主
7. ヤングブラッズ
8. 虹を追いかけて
9. インディビジュアリスト
10. 99ブルース
11. カフェ・ボヘミア(インタールード)
12. 聖なる夜に口笛吹いて
13. カフェ・ボヘミア(リプライズ)





少し神妙な感じになりましたので最終回にふさわしく最後はパーッとご陽気に大滝師匠の
♬クリスマス音頭で締めくくりたいと思います。
大滝詠一


師匠の迷盤「ナイアガラ・カレンダー」の12月の曲でして師匠いわく、この曲を演りたいがために残り11曲を無理矢理書いたという渾身の1曲です。


♬クリスマス音頭   大滝詠一
後半の転調につぐ転調で上のパートを歌い続けるべきか、1オクターブ下げるべきか路頭に迷うシンガーズ・スリーのコーラスが笑えますね。更にストリングスアレンジを言い渡された山下達郎さんも悩みに悩んだストリングススコアは16ページ程にも及ぶ力作でここも聴き所です。生真面目な達郎さんを尻目におちゃらける大滝師匠の歌声がまた笑わせてくれます。
 リリースが1977年の12月(カレンダーの配布時期に合わせた)でしたのでこの4年後の1981年にあの世紀の名盤「ロング・バケーション」がリリースされようとは想像もできませんが。。この「ナイアガラ・カレンダー」の30周年記念盤にはオリジナルテイクと1981年のリミックステイクが両方収録されており聴き比べてみるのも楽しいですね。

ナイアガラ・カレンダー'78 (1977) 大滝詠一

ナイアガラ・カレンダー(リミックス盤)(1981) 大滝詠一
1. オリジナル 78年版::Rock’n’ Roll お年玉
2. オリジナル 78年版::Blue Valentine’s Day
3. オリジナル 78年版::お花見メレンゲ
4. オリジナル 78年版::Baseball-Crazy
5. オリジナル 78年版::五月雨
6. オリジナル 78年版::青空のように
7. オリジナル 78年版::泳げカナヅチ君
8. オリジナル 78年版::真夏の昼の夢
9. オリジナル 78年版::名月赤坂マンション
10. オリジナル 78年版::座 読書
11. オリジナル 78年版::想い出は霧の中
12. オリジナル 78年版::クリスマス音頭
13. オリジナル 78年版::お正月
14. 81年リミックス版::Rock’n’ Roll お年玉
15. 81年リミックス版::Blue Valentine’s Day
16. 81年リミックス版::お花見メレンゲ
17. 81年リミックス版::Baseball-Crazy
18. 81年リミックス版::五月雨
19. 81年リミックス版::青空のように
20. 81年リミックス版::泳げカナヅチ君
21. 81年リミックス版::真夏の昼の夢
22. 81年リミックス版::名月赤坂マンション
23. 81年リミックス版::座 読書
24. 81年リミックス版::想い出は霧の中
25. 81年リミックス版::クリスマス音頭(スペシャル短縮版)



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12.18.2011

♬Winter Games by David Foster [season's greetings #14]

 今回ご紹介するDavid Fosterの♬Winter Gamesもこの時期には必ず聴きたくなる1曲です。
 この曲は1988年に行われたカルガリー・オリンピックの公式テーマソングとして発表されましたが、何度聴いても全く飽きの来ない本当に優れた曲だと思ってます。また楽器奏者にとってこれほど演奏して楽しい曲は他にはないのではないかと思える程、一度は弾いてみたくなる名曲ですね、特に鍵盤奏者にとりましては。
 フォスターのステージでもオープニングで必ず演奏される名刺代わりの曲でもあります。オーケストレーションの流麗さとロックぽいサウンドが絶妙のバランスでして一生聴き続けるであろう1曲です。
♬Winter Games  David Foster

David Foster  The Symphony Sessions (1988)
1. Piano Concerto In G
2. The Ballet
3. Time Passing
4. Conscience
5. Firedance
6. Winter Games
7. Water Fountain ( Love Theme From 'Secret Of My Success' )
8. Just Out Of Reach
9. Morning To Morning
10. We Were So Close
  • Arranged By, Co-producer – Jeremy Lubbock
  • Executive Producer – Chris Earthy
  • Executive Producer [Assistant] – Caroline Freegard
  • Producer, Arranged By – David Foster


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♬Christmas Eve by Joseph Williams [season's greetings #13]

 今回は少しベタではありますが、TOTOでの来日も記憶に新しいジョセフ・ウイリアムスが歌った♬Christmas Eve をピックアップします。(苦笑)
Joseph Williams
 原曲は説明するまでもなく達郎さんのというより、日本のクリスマスソングを代表するあの曲です。元々は1983年リリースのアルバム「Melodies」に収録されてまして、アルバムはもちろんヒットしましたが、当時♬クリスマス・イヴをシングルカットするにあたり、ピクチャーレコード限定リリースとした事もあってさほどヒットしなかった様にリアルタイムで達郎さんを聴き続けている僕は記憶しています。
 ただパッヘルベルのカノンが曲中に挿入されていたりとかっこいいアレンジやなあと、当時高校生だった僕はかなりの影響を受けておりました。数年後に例のJR東海でのBGMに♬クリスマス・イヴが使われてからは日本人が作ったクリスマスソングと言えばこの曲と言われるほど有名な曲となりました。(大瀧師匠も「日本のホワイト・クリスマス」と賛辞を送られておりました。)
 そうとはいえ、わざわざ♬クリスマス・イヴをピックアップというのはあまりにもベタすぎますし、今更ご紹介する意味も無いので、ここはジョセフのカヴァー・バージョンとあいなりました。「Tatsuro Songs From L.A.」(1990)という達郎さんの曲をAOR系アーティストがカヴァーした企画物作品に収録されており、ジョセフの他、ダイアン・リーヴス、EW&Fのフィリップ・ベイリー、トム・キーン等が参加していました。
 そういえば、J-Popのヒット曲をAOR系ミュージシャンがカヴァーするといった企画がこの頃流行して大量のカヴァー作品が作られましたね。さすがにAOR好きの僕でも「もうええやろ!」と突っ込みたくなるくらい大量にリリースされ駄作も多かったですが、中には「おっ!」と思える名カヴァーもありますのでいい作品だけまたこちらでとりあげさせていただきたいと思ってます。

♬Christmas Eve  Joseph Williams

Tatsuro Songs From L.A.
1. クリスマス・イヴ(ジョセフ・ウィリアムス)
2. スパークル(エリザベス・ウォルフグラム)
3. タッチ・ミー・ライトリー(ダイアン・リーヴス)
4. ウィンディ・レディ(フィリップ・ベイリー)
5. ユア・アイズ(ダイアン・リーヴス)
6. ザ・ウィスパリング・シー~潮騒(エリザベス・ウォルフグラム)
7. ザ・ガール・イン・ホワイト(トム・キーン)
8. レディ・ブルー(同)

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12.16.2011

♬Snowbound by Donald Fagen [season's greetings #12]

今日はクリスマスソングという訳ではなく、雪をテーマにしたウインターソングなんですが、AOR好きなら当然ピックアップしておくべきでしょう、という訳でDonald Fagen大先生の♬Snowboundです。
 1993年発表の2ndソロアルバム「Kamakiriad」に収録されておりました。Steely Danの名パートナーWalter Becker氏をプロデューサーに迎え制作されたこのアルバムは「カマキリ号」というハイテク自動車に乗って旅をするというコンセプトアルバムでして、今回の♬Snowboundの他に♬Tomorrow's Girlsなどの名曲も入ってる名盤です。
Steely Dan (Walter Becker & Donald Fagen)
 スノーバウンドという事は「カマキリ号」が雪で立ち往生した事を歌ってるんですかね?(ちなみにタイトルの「Kamakiriad」とは日本語の「カマキリ」と英語の「イリアッド」の造語らしいです。)
 Walter Beckerとの共同作業がきっかけとなってSteely Dan再結成、待望の来日公演も行われました。大阪で観た「An Evening with Steely Dan」での感動はいまだに忘れられませんね。

♬Snowbound   Donald Fagen

Donald Fagen  Kamakiriad (1993)
1. Trans-Island Skyway
2. Countermoon
3. Springtime
4. Snowbound
5. Tomorrow's Girls
6. Florida Room
7. On The Dunes
8. Teahouse On The Tracks


Personnel





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